授業の裏側~語学教師の日常~
- Halle Deutschkurs
- 2024年3月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2月28日
皆さん、こんにちは!今回は、プライベートレッスンの語学教師の日常に迫ってみたいと思います。実は、1時間のレッスンには2~3倍の準備時間がかかること、ご存知でしょうか?「教員免許」も学歴もいらない世界なので誰でも教師になれますが、「選ばれる教師」(願わくば愛される教師)となるためには、日々の準備が欠かせません。
生徒さんはみな異なる学習スタイルを持っています。コミュニケーション中心の方、文法を重視する方、反復練習を好む方などさまざまです。これに対応するため、お申込み後にはしっかりと生徒さんとの打ち合わせを行います。ただ、事前打ち合わせの方針通りできるなら、教師は要りません。毎回の授業後に「あのやり方でよかったか?」「うまく伝わっただろうか」 と腕を組んで眉間にしわを寄せ、自問自答して振り返り、改善点を洗い出して軌道修正します。
特に大切なのが、使用する教材の用意です。著作権に気を付けつつ、レッスンのトピックに合った教材を見つけ、内容を工夫して組み立てることが必要です。毎回の授業プランを「教案」と呼んでいます。
また、最新の教材や文法研究にも常にアンテナを張り、自身の研究テーマにも深く取り組んでいます。レッスン前後はあっという間に過ぎ、週一日は大学の図書館で調べものに追われる日もあります。新しい教授法による教科書を発見した時は感動もの!!!なるほど、この手があったか!ふむふむ!とうなづきながらメモを取ります。
生徒さんが理解し納得した表情を見せてくれることが何よりの喜びです。みなさん、本当にがんばっています。応援しています!
もっと深く言語教育の舞台裏を知りたい方は、ぜひこのブログをチェックしてくださいね。新しい学びがきっと見つかるはずです!
ハレ・ドイツ語教室 2024.3.1 名古屋にて

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